まな板の上のSuper AKI-802018年04月17日 08:40

Super AKI-80の基本的な動作確認が終わったので、以前に書きためたモニターを移植してみました。 元々はCP/Mで動作するように書いてあるが、基本的なコンソールI/Oしか使ってないので、 比較的簡単に移行できると踏んでいたのですが、アセンブラー初心者程度にまで基本を忘れているので、 基本機能を確認できるようになるまでは、「あれ?なんで?」の連続でした。なんとか無事に移行できました。 この様になりました。 モニター

適当に動き出すと欲が出る物です。「マイクロコンピュータのプログラミング 石田晴久編」 マイクロコンピュータのプログラミング を引っ張りだし、掲載されているTiny Basicを動かそうと企みました。動くことは動くのですが、バグがとれず、 苦しんだ末、「Office Tetsu」(http://www.amy.hi-ho.ne.jp/officetetsu/sbc/index.html)にあった CP/M版のTiny Basicを引用させていただきました。「Office Tetsu」様、ありがとうございます。

Super AKI-80に合うよう、初期化ルーチンを追加し、コンソールI/Oを組み替え、無事、Tiny Basicが動きました。 Tiny Basic動作中 これで、Super AKI-80の動作確認を完了としました。

CP/Mの移植につて考えながらSuper AKI-80をいじってみて、Super AKI-80に適当な改造をする必要があるのが、 分かりました。CP/Mを動かすには、以下の点を考慮する必要があります。

  1. アドレス0000HからRAMにするため、RAMを追加する必要がある。
  2. 追加したRAMとROMを切り替える機能を追加する必要がある。(いわゆるバンク切り替え)
  3. Disketteを使うために、FDCを追加する必要がある。

以上のことを実現するためには、別基板にH/Wを組み立てる事になります。このため、Super AKI-80から アドレスバスとコントロールバスを引き出す必要があるのですが、アドレスはA0からA7までしか出ておらず、 しかもコネクターに空きがないのです。引っ張り出すには、コネクターの所でパターンを一部カットしなければ なりません。気乗りしません。でも、いつかは実行するのだろうなぁ。

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