Modula-2でプログラミング -- FileFindの制作2024年11月02日 11:36

FIleSearche"モジュールを利用した、ファイマッチで指定されたファイル一覧を書き出すプログラム "FileFind"を作ってみました。

使い方は、このようにします。

C0#filefind
arguments>f*.mod *.def
C:FIND.MOD
C:FILEFIND.MOD
C:FILESEAR.MOD
C:CONIO.DEF
C:ADD16.DEF
C:SILLY.DEF
C:FILESEAR.DEF
C:STDFILEI.DEF
C:BDOSSTRU.DEF
C:BASICFIL.DEF
C:CMDARGS.DEF
C:SCREEN.DEF     

探すファイル名は、ファイルマッチを指定できます。複数指定できます。 この引数を受け取るには、以前紹介した自作の"CmdArgs"モジュール を使用しています。

プログラムは、このようになりました。

MODULE FileFind;
FROM InOut IMPORT WriteString,WriteLn;
FROM CmdArgs IMPORT Argc,Argv;
FROM FileSearch IMPORT MakeFileList,DumpFileList;

CONST
	MAXLINE = 128;

VAR
	FileMatch: ARRAY [0..MAXLINE-1] OF CHAR;
	nArgc: CARDINAL;
	NthFile: CARDINAL;

PROCEDURE Usage();
BEGIN
	WriteString('Usage: filefind filematch');WriteLn;
END Usage;

BEGIN
	nArgc := Argc();
	IF nArgc < 1 THEN
		Usage();
		HALT;
	END;

	NthFile := 0;
	WHILE NthFile < nArgc DO 
		Argv(NthFile,FileMatch);
		DumpFileList(MakeFileList(FileMatch));
		INC(NthFile);
	END;
END FileFind.


次々にファイルマッチを取り出し、該当するファイル名のリストを"MakeFileList"で作成し、 そのリストを"DumpFileLIst"で書き出します。"DumpFileList"は、"FileSearch"モジュールに実装しました。 こうすることで、ファイル名の保持のしかたをメインルーチンが知る必要がありません。

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