ユーザーに優しくないシステム2026年04月23日 09:00

私達は、日々、コンピューターを利用したシステムを使っています。パソコンや携帯電話、スマートフォンを 使用しない日は、ないでしょう。それで使用する機能は何でしょうか?

  • ネットサーフィン。
  • インターネット・メールのやり取り。
  • youTubeで動画を視聴。
  • Xでつぶやく。
  • Amazon Prime Videoで名探偵コナンを視聴。
  • etc. ...

両手の指では数えられないほどあるでしょう。みなさん、それぞれの利用の仕方・楽しみ方があるでしょう。 そして、大多数の方はインターネット・メールを利用していることと思います。 私もこのAsahi-netのメール・アドレスだけでなく、auや他のメール・アドレスを持っています。実際に使っているのは一部だけですがね。

せんだて、auメールで痛い目にあいました。調べてみると、「ユーザーに優しくないシステム」が露わに。

ことの発端は、今年の1月下旬、なんの前触れもなく、多数の古いメールが削除されてしまったことです。 調べてみると、 auメールにはサーバー側に保管してあるメールの件数と総データ量に制限があり、この制限を超えると、 古いメールから必要数を メールサーバーが(強制的かつ)自動的に削除する仕様になっていることがわかりました。 「容量の上限に近づいた」とか「メールを削除しますよ」と言ったお知らせはないのです。 ユーザーは削除されてしまってから、この制限に達したことを知ることになります。 せめて、「ゴミ箱」フォルダーのメール優先でやってくれれば、悲劇は減るでしょうに。

メールの管理は、ユーザーが行うことになってますが、自分のメールの総量を知る手段はありません。 メールアプリは、そもそも、そのような機能が、iMAPにありませんので、知る由もなしです。

auが提供している「My au」アプリがあります。これで、データ通信量はわかりますが、メールの総量はわかりません。

この状況で、ユーザーは、いったい、いつ、不要なメールを削除すればよいのでしょうか?自分のメールの総量を知るすべがないので、 わかりません。

iMAPによるメールの配信サービスですから、ユーザーが受信したメールは全てメールサーバー側にあります。 「auメールのサーバーの管理業務は大変だろうなぁ」と感じてましたが、こんな仕様になっているとは。

更に調べてみると、同じauがサービスしている他のメールサービス「au-Oneメール」では、 容量の上限に近づくとユーザーにお知らせが出ることになってます。 「同じauなのに、同じようにお金払ってるのに、なんで違うの?」、理由を想像できません。メールサーバーの中身はほぼ同じと思いますが。

各ユーザーごとのメールの総量を定期的に調べる機能は、どちらのメールサーバにも備わっています。 この機能がなければ、古いメールを削除する機能を動かすタイミングを知ることができません。ですので、 あるユーザーのメール総量が限界に近づいていることをメールサーバーは確実に知ることができます。 あとは、該当ユーザーにお知らせを出すだけです。これは、自動的にできます。このぐらいの気配りはできるでしょう。しかし、やらなかった。 システム設計の基本構想の不備、「ユーザー視点の欠落」。致命的なミスです。ユーザーに知らせずに勝手に削除したら、何が起こるか、 ユーザーはどんな反応をするかを 想像できなかったんでしょうね。「ユーザーに優しくないシステム」を 作ってしまったね。

さて、このauメールサービスの容量制限は、緩和策があります。オプションの「Pontaパス」に入会すると、 容量がほぼ倍増します。倍増するタイミングは、「Pontaパス」に加入したタイミングでは「なく」、 Webブラウザーで「Webメール」サイトにアクセスした時点です。このようにしている理由を想像できません。

いや、一つだけ想像できます。それは、メールサーバーの運用管理を楽したいからです。「Pontaパス」に入会した時点で 制限を緩和する仕組みにすると、メールサーバーの物理的容量を頻繁に増量する必要が出てきそうです。これを 逃げるために、「Webメール」をアクセスした時点で、初めて、容量制限を緩和することにしたのでしょう。 「Pontaパス」に加入したユーザー全員が、容量緩和を目的で加入するわけではないでしょうからね。

ここにも、「ユーザーに優しくないシステム」の一面が見えます。

auメールのトラブルに見舞われてから3ヶ月、先日、添付のメールが、auから来ました。 ほんの少し、auメールのメールサーバーでメールを削除するロジックを変更するようです。今頃か。 これでも、まだまだ、不十分です。「ゴミ箱」フォルダーのメールを 優先して定期的に削除しても、 メール総量に達することが、予想されます。やはり、ユーザーにメールの削除・整理を 依頼する必要があるでしょう。付け焼き刃というか、焼け石に水、それとも、モグラ叩き。最小の費用でと 考えたのでしょうが、これではねぇ。問題の解決には、至らないでしょう。無駄な費用を 費やしただけですね。 「ユーザーに優しいシステム」という視点がない、「自分たちの都合最優先のシステム作り」をやめてください。

私事ですが、現役のとき、このような視点に基づいた基本計画・設計のシステム提案書をお客様に持っていったら、 良くてゴミ箱に捨てられる、悪くすれば出入り禁止になってたね。実際に使用するお客様の視点で、 システム基本計画・設計することを常に求められていたし、それは暗黙の了解事項だった。

クレームがあったら、ちょこっと修正してお茶を濁し、ほとぼりが冷めるのを待つ。無責任時代になったのか?

この前、若いauの社員と話す機会があったのだが、KDDIの前身、「国際電電」を 知らなかった。昭和は遠くに成りにけりか。今が良ければ過去なんてかな。

ご参考のため、auからのメール(必要な部分のみ)掲載します。公式なメールだから、公開してもいいよね、auさん。

いま、読みなおして気づいたのだが、「自動削除される場合があります。」とあるが、これは、「自動削除されます。」 の間違いなのでは?それより、「ゴミ箱」フォルダー内のメールを自動削除する機能は、以前からあったっけ? 「#90日以前の受信メール」フォルダーにあるメールを自動削除する機能は、あったと思うが。ユーザーを煙に巻く、 いやな感じ。

========================= auからのメール 関連部分のみ (ここから) =============================
差出人: auからの重要なお知らせ 
日時: 2026年4月21日 10:18:06 JST
宛先: ########@ezweb.ne.jp
件名: auメールご利用のお客さまへの重要なお知らせ

いつもauメールをご利用いただきありがとうございます。

このたび、auメールをより安心・快適にご利用いただくため、以下2点をご案内いたします。

1.「迷惑メールおまかせ規制」の判定精度向上
2.auメールサーバのゴミ箱内メールの自動削除仕様改善

1.「迷惑メールおまかせ規制」の判定精度向上について

((((( 省略 By Kida ))))

2.auメールサーバのゴミ箱内メールの自動削除仕様の改善
「ゴミ箱」に移動したメールがたまり続けると、容量不足が影響し、受信ボックス内のメールが先に自動削除される場合があります。
このたびメールサービスを、より快適にご利用いただけるよう、2026年6月より順次、auメールサーバのゴミ箱内メールの自動削除仕様を改善します。

■ 変更内容
「ゴミ箱」フォルダにあるメールのうち、受信日から45日を経過したメールを、サーバから自動的に削除します。
本仕様変更の対象のお客さまや開始時期などの詳細・最新情報については、以下のURLよりご確認ください。
> https://www.au.com/mobile/service/email/

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■ お問い合わせ
チャット
受付時間 AI:24時間/年中無休
(コミュニケーター:9:00-20:00)
au:https://kddi-l.jp/Ika
========================= auからのメール 関連部分のみ (ここまで) =============================

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