DC-DCコンバーターの制作2023年04月13日 13:51

5Vの電源から、他の電圧の電源を作成するには、DC-DCコンバーター用のICを使うのが手っ取り早いです。 以前、自作CP/MマシンTRN-8にAMD9511を組み込むときに+21Vが必要となり、中華製のDC-DCコンバーターを使用しました。

コイルを作成できれば自作できそうなので、挑戦しました。使用したコンバーター用のICは、モトローラのMC34063Aです。

今回作成したDC-DCコンバーターは、RS-232-Cのドライバ/レシーバの電源を想定した、+12V出力と-12V出力のものです。

回路図中の部品定数は、モトローラのデータシートを参照し決定しました。 コイルはジャンクで入手したトロイダルコアを使用し、自作しました。 作成には、デリカのインピーダンスブリッジ D1Sが活躍してくれました。

約70mmX約50mmの大きさにまとまりました。大げさな抵抗器が付いていますが、これは手持ちの部品を使用したためです。

目標通り、+5Vから+12V/-12Vを得ることができました。

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